砂漠の狩人　マーダーＩＩＩ

・車両について
　旧式化したチェコ製(38t)軽戦車に、ろ獲したソビエト製の76.2mm野砲をドイツ製の砲弾を撃てるように改造して搭載した三カ国のハイブリッド戦闘車両です。
　オリジナルの野砲は、もともと性能が良かったうえに、ドイツ製の砲弾の発射薬量が多かったため、威力がさらにアップしました。
　アフリカ戦線では、ドイツ軍の切り札と言われた８８mm対空砲の次に強力な対戦車砲と、軽快な機動性をもって活躍し、イギリス軍自慢の重装甲戦車を屠っていったのです。




文句なしのタミヤの傑作キットです。無骨で不格好な戦中の急造兵器らしい本車を、手軽に組み立てられるのですから、マニアにはたまりません。　フィギュアは、トライスターのアフリカ軍団戦車兵セットと、タミヤのテントセットのものをベースに改造してあります。