３号戦車Ｌ型（タミヤ模型1/35）

・車両について
　ドイツ軍の輝かしい電撃戦勝利の主力戦車として活躍した三号戦車です。
　ソ連に侵攻したドイツ軍は、第二次世界大戦最良の戦車と言われるソ連軍のＴ３４と遭遇ました。火力、装甲、機動力とも遙かに勝るＴ３４を相手に苦戦の連続でした。三号戦車は、主砲を50ミリ42口径砲から60口径に強化し、増加装甲版を張り対抗しました。それがこのＬ型です。それでも、火力、防御力、機動力ともにT34には及ばず苦戦しました。
　しかし、車長が指揮に専念できる3人乗り砲塔と全車装備の優れた通信装置を駆使し、強力なT34を一台一台撃破していったのです。
・キットについて
　タミヤのキットらしく、組み立てやすさ抜群です。
　特に足回りの組み立ては、電撃戦の主力として設計されたサスペンションを堪能しながら作りました。
　車両の出来はいいのですが、付属のフィギュアのポーズがあまりにも堂々としすぎていて、戦車らしくないと思い、タミヤの戦車兵セットから、チョイスしてきました。
　また、同社の純正エッチングパーツを使用しないと、エンジン部分の網が無い状態になってしまうので、初めからセットで売ってほしかったと思います。

　クルスク戦の当たりをイメージして作りました。箱絵の横についていたカラーイラストを参考に塗装しました。
　迷彩塗装は、アクリル系塗料を薄めて、筆塗りの味を出すように、箱絵等を参考にしながら塗りました。
　プラモは、箱絵を見て、カッコイイと思うから買うのだから、箱絵のようなでき映えになればいいのです。

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