相変わらず狭いスペースの中でプラモデルの品揃えは確かなものが出てきた。
少ない品数ではあるが、スケール・キャラクター問わず、初心者からベテランモデラーまで楽しめる内容となっている。
品揃えが良すぎると、どれを買おうか迷うタイプの人には、便利だと思うくらいだ。

特筆すべきは、店の前に小さいながら完成品の展示スペースが設けられて、M's　Craftの紹介と勧誘がなされていたことである。

村上プラザ内で引っ越しをし、売り場面積も以前の１／４程度（達観）に縮小された。
隣接していたミヤシタ楽器の半分がピノキオになったようで、当然、ミヤシタ楽器の売り場面積も半分になっている。
かなり狭く感じるが、半分以上がプラモデルが閉め、スケール・キャラクターとバランスのとれた品揃えである。
値札も見やすく、安心して購入できるよう工夫されていた。
いずれにせよ、県北模型店の最後の砦であり、すえながく営業して貰いたい。

ショッピングセンターの一角にあるおもちゃ屋だ。先ず目に入ったのがソフビ怪獣。かなり古いものも売っている。うーん、と唸りをあげ、さらに奥に行くとソフビ怪獣で覆われたガラスケースがドーンと現れた。怪獣博物館である。ソフビ怪獣コレクターとしては一歩も動けない状態となる。旧版のキングジョーでアンテナが完全なものを見るのは初めてかもしれない。動けなくなった体をやっとの思いで移動させ、プラモデルコーナーへ。ガンダム系は勿論、戦車や船などのスケールものも充実している。お城もある。全てのジャンルをそつなく網羅しているという品揃えだ。ピノキオのＨＰによるとこの店の模型コンテストではデコトラの作品がよく出品されているが、大きなデコトラもドーンという感じで鎮座していた。作品を出品し、店の人とお話をする。プラモデルへの情熱がビンビンと伝わってくる話の内容であった。村上地区のプラモデルクラブは未だ把握していないが、この店がある限り、村上のプラモデル生活は十分に満足できるものと思った。