燕市の商店街へ行った。サンロードと名付けられたこの商店街は開閉式らしき素晴らしいアーケードに覆われていた。

規模だけ見れば古町のアーケードに匹敵するかも知れない。

しかしながら人がいない。シャッターが下りたままの店舗も多い。アーケードがデラックスなだけ余計に深閑さが伝わってくる。まるで古代遺跡のようなアーケード街である。

そんなしんみりとしたアーケード街の一角に関川長助はあった。ショーウィンドウにプラモデルが飾られているので入ってみると、プラモデルはその飾られているくらいしかなく、後は雑貨や服などが並んでいた。まあプラモデルがちょっと置いてある雑貨屋と言うところだろう。

そんなお店であるが、プラモデルが置いてあるのはこの長いアーケード街でここだけ。近所の子供達が一人で買いにいけるのはこのお店だけと言うことになるだろう。

そんなことを考えると、是非とも頑張ってもらいたいと切に思ったのであった。