ウオロクの玩具コーナーが一新し、スケールモデルも入ったということなので偵察に行ってきた。新津のウオロクスーパーセンターである。

広大な駐車場に車を止め、ホームセンター側の入り口からはいっていく。すると入って直ぐの左側が玩具コーナーになっていた。かなりの広さである。ホームセンターでこれだけ広大な玩具売り場を備えている店はそうそうないだろう。そしてその突き当たりにプラモデルはあった。

近づくと奥の壁一面がプラモデルで覆われている。半分がガンダム系、そして残りの半分がスケール系だ。

スケール系の壁を見上げると上段にはデコトラ、帆船、そして戦艦などが横たわり、中段には車、バイク、ヒコーキ、お城などが並ぶ。最下部には戦車軍団が守りを固めるように隊列を組んでいる。

そんなスケール系をじっくり眺めていると面白いことに気がついた。先ず船であるが、大型模型ばかりでウォーターラインが並んでいない。そして戦車は３５スケールばかりで４８スケールは全くない。

とにかくデッカイものを集めたという商品構成となっているのだ。

これはどういうことなのだろう、オーナーがデカもの趣味なのだろうか。それともメーカーの言うなりに仕入れた結果こうなったのだろうか。とにかく最近ではあまり見ない商品構成となっていたのである。

しかし、スケール系がこれだけ揃うとそれだけで嬉しくなってしまう。

素材に関しては、塗料、缶スプレー、ガンダムマーカーは勿論のこと、ニッバー等の工具にパテや接着剤なども豊富に揃っていた。

秋葉区のモデラーもこれでひと安心というところだろう。

ウオロクもただのスーパーではない、ヤルナーと思ったのであった。

新津のウオロクにもプラモデルがあるとＫちゃんから情報が入った。これは行かなくてはなるまい。

ウオロクはウオロクでも荻川寄りに数年前に出来たスーパーセンターである。何度か行っているが、ここにプラモデルがあることは完全に見落としていた。ウオロクとなると食品中心の先入観があり、流石の探索感も働かなかったのだ。

４０３号線を走り、新津ＩＣ方面へ曲がる。４車線の立派な連絡道路が出来ている。ひとつ目の信号を右に曲がるとドーンとウオロクスーパーセンター新津店が現れる。

ドーム球場が丸ごと入りそうな広大な駐車場が広がり、その先に巨大な店舗が横たわる。

ホームセンター側から入っていく。ホームセンター特有の商品が並び、キョロキョロすると左手奥に玩具売り場が見えた。「あそこかー」と近づく。

ソフビやおもちゃがドカドカと並ぶ。ホームセンターにはあまり見られない光景だ。

その並びの奥にプラモデルはあった。

玩具売り場の一角を大きく占領している。ガンダムがズラッと並び。上の方にはエバンゲリオンの大きなプラモが連なる。

そして真ん中辺りにガラスケースが設置され、そこにはエバンゲリオンの完成品が何体も飾られている。担当者が作ったのだろうか。プラモデルの配置といい、完成品といい、担当者はかなりのプラモマニアかもしれない。

ガンダムカラーや筆なども若干であるが揃っている。スーパーの片手間とは思えない力の入れようで嬉しくなった。

割引率までは確認しなかったが、結構割り引いているかもしれない。

ウオロク、なかなかやるな、と呟きながら店を後にしたのであった。